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2025年6月14日掲載 |
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写真は「枚岡自然と文化愛好会」の提供です。当記事に掲載されている写真は
二次的なもので、オリジナル作品とは同一ではありません。 |
生駒山麓の枚岡地域では、昔から、人々の営みと自然の営みが混じり
合い、独特の文化を築いてきました。「枚岡自然と文化愛好会」の方々が
撮られた貴重な写真をもとに、山麓の人と自然の営みを見てもらいます。
index
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①山麓の人々の営み
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紙フブキ
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摂社若宮神社 クリック:拡大 |
枚岡神社の布団太鼓台はつと
に名が知られます。枚岡の氏子
地域から集まる太鼓台は、20
台を超えます。5月5日の小太
鼓まつりでは、子どもたち・若
者たちが太鼓台を担ぎました。
山麓の人々の営みのなかで、
太鼓台に結集されるエネルギー
は最大のものでしょう。
その力の源が、山麓に鎮座す
る神々への畏敬でしょうか。
本殿には四柱、そして摂社・
末社にも多くの神々が奉られて
います。
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夏灯しの夢まつり |

陰と陽 クリック:拡大 |
この枚岡神社を起点にして
山麓はさまざまな催しで彩ら
れます。新緑がまぶしい夏の
はじめには、夏越大祓え(なご
しのおおはらえ)があり、茅輪くぐ
りがおこなわれます。
夏の盛りには燈明祭(とうみょ
うさい)で、おわら風の盆の踊り
が堪能できます。昨年は、そ
の前日に、夏灯しの夢まつり
が開催され、夜店でにぎわい
ました。
神社は、山麓の季節の営みの
発信地でもあります。 |
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②山麓の自然の営み
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雨柱所により大雨
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疾走 クリック:拡大
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山麓の高台からは河内平野
が一望できます。にわか雨に
見舞われる町と、まぬがれる
町のふしぎな光景。私たちの
町も、大自然の一部だとわか
ります。一台のバイクが、ヘ
アピンカーブの急な坂道を、
平野部へ疾走しています。た
まらない快感でしょうが、く
れぐれも安全に!
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トンネルのむこうは新緑 |

戸開式 クリック:拡大
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生駒山麓の自然を満喫する
のに、らくらく登山道は最適
の道です。名の通り、幼い子
や高齢者にやさしい舗装され
た登山道です。その途中に現
れるのが赤いトンネル。
生駒山には、役行者(えんのぎ
ょうじゃ)にまつわる地がたくさ
んあります。その一つが髪切
山(こぎりさん)慈光寺。開山堂で
は山開きを意味する戸開式(と
あけしき)が行われます。寺はま
た、ホトトギスで有名です。
周辺は野鳥の天国です。
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鈴かに忍び寄る |

ハトポッポ クリック:拡大
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自然とふれあいたい人は生
駒山麓にやって来ます。
そこでは思わぬ出会いが訪
れます。スイレンの花を撮っ
ていて、写り込んだカエル。
ヤマバトにあいさつする子
ども。いつも、生駒山麓は大
きく手を広げて人々を待って
います。
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顧問 湊 守雄
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写真提供:「枚岡自然と文化愛好会」
国定公園の指定を受ける生駒山麓
は、大阪府下では数少ない自然の貴
重な地域として広く知られています。
府民はもとより、府外からも四季の
移り変わりを求めて、登山やハイキン
グ等に訪れます。
「枚岡自然と文化愛好会」は、生駒
山の四季と、そこに悠久の昔から鎮
まる枚岡神社の神事、行事を写真等
をもちいて記録に残し、我々の大切な
文化として、次の世代に伝えることを
目的としています。
顧問 湊 守雄
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<シリーズ バックナンバー>
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写真提供:枚岡自然と文化愛好会
編集:楢よしき 校正:葵 SE:クニヒコ
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