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2025年6月12日掲載 |
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都市部に残っている貴重な緑。今米にある中甚兵衛ゆかりの川中邸の屋敷
林で、恒例のイベントが開催されました。タケノコが出るころにおこなわれ
る「竹で遊ぼう」の取り組みです。今年は、参加した保護者の方々の声を聞
きながら、子どもの成長にとってのイベントの意義を考えてみました。
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➀自然に触れる子どもたち
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真竹(まだけ)のタケノコが出るころ、川中邸屋敷林では恒
例の「竹で遊ぼう」のイベントがおこなわれます。保護者に
伴われて子どもたちがどんどんやってきます。
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開会での挨拶をする川中さん
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主催は今米緑地保全会。
美杜里の会と屋敷林を守る
会が協力します。川中邸の
川中知子さんが挨拶と諸注
意をしてイベントが開始さ
れました。
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東大阪市子ども会育成連絡協議会副会長
加納文化伝統保存会会長
久森敬次さん |
スタッフの一人、久森敬次
さんに取り組みについて話を
聞きました。久森さんは、外
で遊ぶ機会の少ない今の子ど
もたちにとって、自然を五感
で体験できるいい機会ではな
いかといいます。
親子でめずらしい体験を共
有できるいいチャンスでもあ
ると指摘します。
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お父さんとタケノコ採り
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お土産用に準備
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記念の撮影 |
タケノコ採りの開始の合図
で、子どもたちは一斉に竹林
へ。あちこちから子どもたち
の歓声が聞こえてきます。
親子で楽しい時間を過ごす
ほほえましい光景が見られま
した。 |
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②手を使って遊ぶ子どもたち
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タケノコ採りのあと、子ど
もたちは竹の工作や竹を使っ
た遊びに挑戦です。見守る保
護者に話を聞きました。
<自然が残ってる>
初めて屋敷林を訪れた方々
は、大通りに近いところに自
然が残っていることに驚いた
と、異口同音に語られます。
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<子ども生き生き> あるお母さんは、子どもが外で元
気に遊ぶ姿を見ることができ、よかったと喜んでおられま
す。<人とのふれあい>また小学生2人を連れてこられた
お母さんは、年配の方に教えてもらう経験が貴重だと話さ
れます。 |

竹切りに挑戦 竹ぽっくり作り |

水でっほうで遊ぶ
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竹ぽっこり遊び
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こんなのできたよ!子どもの創作品
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<自発的に>小2を筆頭に、
5人の子どもを連れてこられ
たご夫婦のお父さんに聞きま
した。
自発的に動ける子になって
ほしい。今回のように、自分
で物をつくる経験をさせられ
てよかったと話されました。
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<自然と親しむ>2人のお孫さんと堺からこられた男
性は、孫たちのアウトドアの機会を増やすよう日頃から
働きかけているそうです。この催しは何度も参加されて
いるとのこと。 |
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黙々と材料に向かいます すごい集中力 |
子どもの成長にとって、目と手の協応は発達の基礎と
いいます。写真の子どもは大事な「学習」の真っただ中。 |

準備をするスタッフ
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子どもたちは、五感で自然
に触れ、大人の知恵に助けら
れながら、自然素材を利用し
て、自分の手でおもちゃを作
って遊んでいます。取材する
中で、この取り組みの貴重さ
を実感できました。
スタッフのみなさんお疲れ
さまでした。
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➂<動画>竹で遊ぼう・屋敷林
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取材: 楢
編集:楢よしき 校正:葵 SE:クニヒコ
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