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2023年3月18日掲載 |
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いよいよ春めいてきました。生駒西麓の枚岡神社では３月１日に梅花祭が
おこなわれました。春を呼ぶかのように、一帯はポカポカとした陽気に包ま
れました。お隣の枚岡梅林では梅の花が咲き揃っています。梅花祭の神事と
梅林のようすをおとどけします。
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枚岡神社 |
梅花祭へ向かう神職 |
3月１日、生駒山麓の枚岡
神社では、梅花祭（ばいかさい）
の神事が行なわれる日です。
神前に梅の花を献上し、人
々の息災を願います。
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本殿に向かう宮司 |
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暖かく春めいた日射しが降
り注ぐこの日、拝殿には地元
の氏子総代が数多く参集。
しめやかに梅花祭が執りお
こなわれました。
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梅の小枝を手に持つ巫女さ
んが舞いを奉納。春らしい艶
やかな雰囲気に包まれます。
生駒西麓の枚岡に、春が近
づいたことを告げるかのよう
です。
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②梅林に待ちかねた春
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枚岡梅林 |
枚岡梅林 ニホンスイセン
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一方、枚岡神社に接する枚
岡梅林では、梅の花が咲き揃
っています。梅のウイルスの
被害にあって以降、梅林は立
ち直りつつあります。樹はま
だ小ぶりながら、花をしっか
りと着けています。 |
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藤牡丹枝垂（ふじぼたんしだれ） |
藤牡丹枝垂
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鹿児島紅（かごしまこう）
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南高（なんこう）
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梅林には、ざっと見回して
１０種ほどの梅が植栽されて
います。訪れた人々は、再生
した梅林を喜んでおられます。
ベンチで談話するグループ
や、弁当を広げる二人連れの
姿も見られます。 |
呉服枝垂（くれはしだれ） |
輪違い（りんちがい） |
玉牡丹（ぎょくぼたん）
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未開紅（みかいこう） |
古代の日本では、花見とい
えば梅だったようです。万葉
集に次のような歌があります。
青柳(あおやなぎ) かずらに折
りし 梅の花 誰か浮かべし
酒盃(さかづき)の上に (八四〇)
※頭にさした柳と梅 その梅の花を誰
が酒盃に浮かべたのだろう。
歌からは、華やかな古代の
宴が目に浮かんできます。
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白加賀（しろかが） |
緑萼（りょくがく） |
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藤牡丹枝垂 |
みなさんも、枚岡梅林で大いに春の訪
れを満喫しませんか。心も身体もリフレ
ッシュすること間違いなし。足元にはタ
ンポポやイヌノフグリ、カラスノエンド
ウもかわいらしい花を咲かせています。
梅林には、立派な桜の樹もあります。
梅の次は、桜の花がみなさんを迎えてく
れるでしょう。 |
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<動画>梅花祭と梅林
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取材：楢
編集：楢よしき 校正：葵 SE：クニヒコ
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