今どうなってるの?!東大阪
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 2017年2月5日掲載
                                   
お断り:この記事は鳩まめ会員と関係者で最終原稿に仕上げています。
 
 
 皆さんはすでに、ラグビーワールドカップが花園ラグビー場で開催されることを御
存知でしょう。2019年9月といえば、あと2年と数ヵ月。この2月から本格工事に
取り掛かります。それを目前にして、「花園ラグビー場ありがとうイベント」が開催さ
れました。改修前のスタジアムをラグビーファンの記憶と記録に残してもらおうとす
る取り組みです。改修工事の概要も話されるので、取材をおこないました。


   
                    目次
 
                   
①花園ラグビー場、改修工事に!←ジャンプ
②ありがとうイベントの開催←ジャンプ
懐かしむ声・期待の声←ジャンプ
④ラグビーワールドカップ2019に向け←ジャンプ

<動画>ありがとうイベント見学会
←ジャンプ

   
              
 
①花園ラグビー場、改修工事に!
ン工 


東大阪市花園ラグビー場  外観  (2017年2月上旬)

 2019年のラグビーワールドカップがここ花園ラグビー場で開催されることが決定しています。
この花園ラグビー場は、
日本最初のラグビー専用グランドとして中河内郡英田(あかだ)村大字吉田花園の土地に開設されました。1929年(昭和4年)11月22日のことです。

東正面に生駒山
 当時の秩父宮殿下が、大阪電気軌道(現近鉄)に提案されたことがきっかけといわれています。1992年(昭和37年)に大改修され、今の姿の原型となりました。

花園ラグビー場での国際試合
  その翌年の1963年(昭和38年)に、全国高等学校ラグビーフットボール大会が、新装成った花園ラグビー場で開催されました。従来の西宮競技場が狭くなったためです。
 この第42回から花園ラグビー場は、高校ラガーマンの「聖地」となりました。
 

 2015年(平成27年)、東大阪市は近鉄より土地を購入、建物は無償譲渡されました。
 この結果、名称も、近鉄花園ラグビー場から
東大阪市花園ラグビー場へと切り替わりました。

1月末現在のラグビー場

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      ②ありがとうイベントの開催



観客席上段から   &    記者席から
 改修工事を目前にした1月22日、「花園ラグビー場ありがとうイベント」が催されました。主催は、花園ラグビーワールドカップ2019推進室。ラグビーファンに、普段見ることができない施設を公開し、馴染んできた施設を『記憶』と『記録』に残してもらおうというもの。
花園ラグビー場ありがとうイベント ①

花園ラグビー場ありがとうイベント ②
 主催者側からパワーポイントで、花園ラグビー場の歴史や、今後の改修内容の説明などがおこなわれました。

 参加者は、日ごろ入ることの出来ないグランドや選手が使うロッカールーム、ドーピング検査に使う部屋、選手入場トンネルなどを見て回りました。メディア関係の記者席や貴賓席はスタジアム最上階にあり眺めも最高。参加者たちはその席にすわり、眼前に試合が展開されているようすを想い描いているようでした。
花園ラグビー場ありがとうイベント ②


見学 ①

記者席

貴賓室

放送室

国際ロッカールーム

一般ロッカールーム

見学 ②

シャワールーム

展示室

展示  戦時下のラグビー クリック:拡大

交流会のお楽しみ抽選会
 展示室では戦時下での「敵性
てきせいご)」の言い換え一覧
が表示されていました。当時日
本と戦った英米の言葉を使えず、
日本語に言い換えて試合を行っ
ていました。スポーツと平和を考
えさせるものです。イベントの最
後は抽選会。選手会から選手の
グッズが提供されました。ファン
にとってはお宝です。


<動画>花園ラグビー場ありがとうイベント 見学会
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③懐かしむ声・期待の声 


花園ラグビー場ありがとうイベント③ 午後の部に参加した方々
 小雨降る肌寒い中、ラグビーを愛する人たちが花園ラグビー場にやってこられました。午前の部で83名、午後の部で112名、中には遠路はるばる東京や福岡から参加された方々も混じっています。午後の部参加者にお話を伺いました。
 2019ワールドカップは成功してほし
い。花園の記念切手を作って宣伝と財
源対策にしたら・・・。
    市村正生貴さん(箕面市)
 若い頃東花園で仕事。昔は田んぼと
畑ばかり。ラグビー場周辺がどう変わ
ってるかと興味があって参加しました。
     河井孝夫さん(泉南市)
 ラグビー大好き人間で、よく観戦し
ます。最後の機会で是非見ておこう
と思いました。
   浜田真弓さん(東大阪市吉田)
 二人とも近鉄ラーナーズのファンで
す。1月末にライナーズの試合があ
り、またきます。
  竹川さんと喜多尾さん(生駒市)
 姉に誘われ、子ども連れできました。
子どもは二人ともラグビーが好きなん
です。
原口宏津美さんの子どもさん
           (奈良西大寺)
 近鉄ラグビー部で中島監督から指導
を受けました。新日鉄釜石、神戸製鋼
と三強と呼ばれた時期。懐かしいです。
   田中正巳さん(東大阪市花園西)
 私も子どももラグビーが大好きです。
家が近くなのでよくきます。普段入れ
ないところも見られてよかったです。
中野愛・理愛さん親子(東大阪市吉田)

しき りょうすけさん 子どもさんとお友達
(奈良北葛城郡王寺町)

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④ラグビーワールドカップ2019に向け 



 東大阪市は、ラグビーワールドカップ2019開催にむけ、大改修を計画(72.6億円)。観客の座席は、現在の1万9213席のベンチシートから、2万4800席のセパレートシートへ切り替えます。そのほか、エレベータの増設、各部屋の改修など、主な改修内容を発表しています。以下は、その主な例。

花園ラグビーワールドカップ2019推進室長
栗橋秀樹さん

<動画> 会場で広報担当にうかがう

広報担当 久保敬美さん  
 見学会に同行して、選手たちが流したであろう喜びの涙や悔し涙を思い浮かべました。一つの歴史が幕を閉じ、新しいスタートへと梶を切りました。工事はこの2月からはじまり、2018年中に完成予定。
 私たちは、開催地の市民としてあなた任せであってはならないと思います。選手や来訪者に対し胸が張れるよう、知恵と力を発揮したいものです。そのためにも行政には情報の透明性を確保していただいて、市民が大いに力を発揮できる環境を整えてもらいたいと思います。
花園ラグビー場ありがとうイベント ④

ルポ: F・村上  S・イチロー  楢よしき   校正 駒
                                               
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