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館内のわいわい広場と、外での水遊び |
B地域の旭町に念願の子育て支援センターが開設され三ヵ月経ちました。愛称は“あさひっこ”です。連日若いお母さんと子どもたちでにぎわっています。 |
センター長の越門恵津子さんに話を聞きました。 |
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受付はかんたん
問:たくさんの人たちが来られてますが、入館して利用するには?

開放的な雰囲気の受付 |
答:市内に在住の0歳から小学校入学前までの子どもさんと、保護者の方が対象です。おじいさんおばあさんも来られています。最初に受付で申し出てもらえば、すぐ登録できます。二回目からは利用者カードでけっこうです。
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“わいわい広場”は楽しそう
問:このスペースは広く明るくて、ずいぶん楽しそうですが・・・?
答:ここは、『わいわい広場』といいます。館内の遊具やおもちゃを利用して親子が自由に遊べます。のびのびと過ごす中で、自然なふれあいも生まれます。
下の写真はクリックすれば拡大
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子育ての相談もOK
問:子育て中は悩みが多いものですが・・・?
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答:遠慮なく保育士に声をかけてください。いっしょに考えることができます。“子育て情報”のコーナーもあります。お母さん同士の雑談の中で、解決できてしまうこともあるようです。
専門的に解決が必要な場合は、本庁から専門職が巡回してきますので、ご相談ください。
電話での相談も受け付けています。
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子育ての相談ができる部屋 |
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子育てサークルの活動の場が
問:この部屋はどんな使い方を?
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答:ここは、『すくすくの部屋』といって、地域の子育てを支援したり、悩みを語りあったりするサークルが使っていただく部屋です。自主的・自発的に生まれたサークルが利用されています。それぞれのサークルが学びあい手をつなぎあっていかれることを期待しています。
※現在すでに、20を超えるサークルが登録しているという。 |
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地域に根ざし、地域とともに
問:今後、大切にされたいことはなんですか? |
答:地域の人とのつながりの大事さを一層感じています。子どもはみんなの輪の中で育ちます。親ごさんは、地域に支えられて安心して子育てができます。行政機関はもちろんのこと、自治会・商店街・学校園や子育てに参加できるすべての力をお貸しいただきたいと思います。
※瓢箪山商店街の七夕飾りにも参加し、今後もつながりを深めたいという。館内には講習・会合に使える『まなびの部屋』があり、地域の人との交流に活用できそうだ。
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2階の読書コーナー 飲料コーナーも |
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枚岡樟風高校の吹奏楽部がやってきた
越門さんが話したとおり、地域との交流は進められているようだ。今日も、近くの府立枚岡樟風高校から、吹奏楽部(顧問:加藤 学教諭)が訪れ、『崖の上のポニョ』などの子どもたちの好きな曲を聴かせてくれた。
演奏後、部員の一人は、「練習不足だったが、喜んでくれてよかった。
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今回は部長がやむをえない理由で欠席したが、次回はそろって来たい」と語ってくれた。 |

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子育て支援センターに、みんなの期待
この取材中にも大阪で、子育て中の痛ましい事件が起きた。越門さんは、大変不幸なこととしながら、若いお母さんを見ていて、「核家族化の困難な中で、うまく子育てしてるな・・・」と、感心させられることが多いという。そんな頑張ってるお母さんや、不安に思ってるお母さんに『ほっとできる場』を提供する仕事は、ますます大切になってきそうだ。
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開館時間:午前9時〜午後5時30分
わいわい広場は、午前9時30分〜午後4時まで
休館日:月曜日・祝日
年末年始(12月30日〜1月4日)
電話:072−980−8871
FAX 072−985−1055
東大阪市には、この『あさひっこ』を含めて4つの子育て支援センターが活動している。
こども家庭室 ホームページ←クリック
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<追記>
取材後の8月3日(日)に、“夏の夕べ”があるというので参加させてもらった。
手作りの影絵劇に、スタッフさんたちの心意気が伝わってきた。このような取り組みは幼心に深く残ることだろう。私の幼い頃、地域の空き地で映画会がもたれた。映画の内容は忘れたが、準備に精出す町のお父さんたちの頼もしい姿は、今も懐かしく思い出される。
レポート:楢よしき
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